SEG 3日目
本日はWashington D.C最終日かつ、終日班別行動でした。
我々生徒は08:45にホテルを出発し、まず地元の人々が通うスーパーマーケット又はドラッグストア（英語ではpharmacy）に全員で歩いて行き、そこから各班ごとに解散しました。
当文章の筆者の班はまず国立公文書館に出向き、米国の礎となった独立宣言やアメリカ合衆国憲法の原書等を拝見致しました。ほとんどが色あせており書いてある字はほぼ読み取ることが不可能でありましたが、その偉大さは消滅する気配を見せていませんでした。ここで一番印象に残ったことは、展示品ではなく、この博物館に訪れた観光客の熱心さであります。特にアメリカ国憲法の展示場では全員が集中して３枚にもなる紙をずっと眺めており、周りの人が早く動いてくれと言っていました。それほどまでに全員がこの自分らの国を始めたというこの文章を見たいという欲求が伝わり、この博物館の重要性かつ雄大さは我々の心を揺さぶりました。
お昼ご飯はスミソニアン群のはずれに位置する「Hard Rock Cafe」というハンバーガー店で召し上がりましたが、初めて入るアメリカのレストランや食事に困惑し、想像以上に時間を割いてしまいました。特にチップやお金の払い方が日本とは全くと言って良いほど違い、多文化共生の難しさを体験することができました。
次に参りました植物園ではまず外気との空気と一線を画した暖かみを感じ、主に亜熱帯気候に生息する植物を鑑賞致しました。
その後に国立航空宇宙博物館に出向きました。残念ながら博物館は一部改装中であったため、Me262やA6M等を見ることが実現出来ませんでしたが、世界中から大量に集められた航空機の山は見る人を圧倒させるものを持っていました。中でも特に印象に残っているのはWright Flyerに関する展示です。そこに実物大の模型がありましたライト兄弟が1903年に初飛行を成功させた航空機ですが、秋明記ならではのフォルムが約一世紀間の航空機の飛躍的な発展を強調する役割を果たしていたのか、航空機開発の文字通りの血滲むような努力に思いを馳せる方が多い印象でした。また、かの有名なX-15を拝見できたことは一生物の経験になりました。
次に国立自然史博物館を訪れました。約1億3000万のコレクションに圧倒され、私達の好奇心は増すばかりでした。大きなところでは恐竜の骨から、小さなところでは細菌類まで、多種多様な生命の謎が解き明かされていきました。有名な展示物に、全く知らない事実から、今日この1日で私達の新たな可能性をより広げられたと感じました。
夕食は各自で済ませるということで、多くの人がスーパーマーケットで買い物をしたようです。慣れない言語と通貨システムに戸惑う姿も多く見られましたが、無事に全員が夕食を取ることが出来ました。明朝の事を考え、朝食用に軽食を購入するというような行動も見られました。
WashingtonD.Cは日本の首都、東京とは全く異なる環境であり、首都でありながら、自然が豊富で喧騒から逃れられる絶好の場所でした。交通システム、特にレンタサイクルの充実ぶりには感心に尽きました。WashingtonD.Cを明日から去ることにまだ名残惜しさも感じておりますが、次なる使命の遂行に努力したいと思います。
©SEG3班
SEG2日目
今日は、 航空宇宙博物館とペンタゴンシティのショッピングモール、リンカン記念堂に日本大使館、そしてホワイトハウス付近に行きました。
航空宇宙博物館では、世界各国のありとあらゆる航空機が展示されており、私達一行のシャッター音はとどまることを知りませんでした。また、広島に原爆を落としたエノラ・ゲイ号の展示もあり、皆が息を飲んで見つめていました。
ペンタゴンシティでは、日本のそれと似ているけれどもどこか違う、不思議で素敵なショッピングモールに行き、各自昼食をとりました。各人がそれぞれの英語力を存分に発揮し、現地の店員さんに注文をしました。
リンカン記念堂では、壁に刻まれた奴隷解放宣言からリンカンの奴隷解放にかける熱意が感じられました。そして、建物の中央に鎮座する巨大なリンカン像は神殿のギリシア神像のようで私たちを圧倒しました。こうして私たちは一人一人がしばらくの間1863年に思いを馳せました。
日本大使館では、小長谷参事官のお話を伺いました。外交官とは国と国を対話で繋げる平和の架け橋のような役割を担っており、各国と円滑な関係を築くために不断の努力をされていることがわかりました。特に印象的だったのは「戦争は外交の敗北である」という言葉で、参事官の外交官としての矜持が感じられました。
参事官の担当が、今何かと話題な北朝鮮・ロシアに関する分野だったことも一因となり、質疑応答は予定時間を大幅に超えるほど白熱しました。
今日一日、とても充実していました！
明日はワシントンD.C.での班別行動です。
頑張ります！
文責 2班
土浦一高SEG 1日目(2019.3.17)
12時に土浦一高に集合し、出発式を行ってからバスで成田空港に向かいました。道中、暴走族を見ては騒ぎ、牛久大仏を見ては歓声を上げ、楽しく過ごしていました。
17時、成田発のユナイテッド航空804便にてワシントンD.C.に向けて出発しました。機内では、映画を見たり、機内食を食べたりして過ごしました。機内食は1食目にチキンカレーorクリームパスタ、軽食でハンバーガー！？、2食目にオムレツor焼きそばを美味しくいただきました。ダレス国際空港には、予定より早い16時(現地時間)に着きました。しかし…入国審査に2時間以上かかってしまい、長いフライトと長い待ち時間に、みんな疲れた様子でした。19時ごろ空港から日本で乗ったものより豪華なバスに乗り、ホテルに向かいました。ガイドさんから簡単な街の紹介を聞きつつ40分ほどのバスの旅を楽しみました。ホテルに到着してすぐ、夕食をいただきました。今日は明日に備えて早く休みたいと思います。時差ボケにはご注意を…
担当:名和、野村、南木(1班)
